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~中南米に関連した映画紹介 Vol.2

こんにちは!たぎです。

突然ですが、“ヴァンパイア” と聞いてみなさんは何を思い浮かべるでしょうか。コウモリ?十字架?イケメンヴァンパイアとの恋物語?はたまた大きなお城の棺桶で眠るドラキュラ伯爵?世の中にはたくさんのヴァンパイア作品が溢れています。人間の姿をしながら牙をたて、夜の世界を生きる怪物。そんな近くて遠い存在だからこそ私たちは”ヴァンパイア”という名の元に数々のストーリーを創作し、思いを馳せてしまうのかもしれません。

第二回となる今回はメキシコが舞台の少し風変わりなヴァンパイア映画、クロノス (原題: CRONOS)を紹介します🎶

🔅基本情報 

製作 1992年 

監督 ギレルモ・デル・トロ

キャスト フェデリコ・ルッピ、ロン・パールマン、タマラ・サナス 他 

言語 スペイン語 (ときどき英語)

🔅あらすじ 

骨董品店を経営する老人ヘススはある日、お店の品物の中に奇妙な造形品を見つける。彼が面白半分で手に乗せたその造形品は永遠の命を与える装置クロノスであった。クロノスに自らの血を吸わせてしまったことで彼の体には異常が起きはじめ、人の血を求めるようになる。さらにヘススは永遠の命を欲する男たちから狙われ、押し寄せる血への渇望も次第にコントロールできなくなっていくーー

🔅おすすめポイント

・『シェイプ・オブ・ウォーター』でアカデミー賞を受賞し、『パンズ・ラビリンス』や『スケアリーストーリーズ』などのダークファンタジーでその名を馳せるギレルモ・デル・トロ監督の長編映画デビュー作品。

・劇中の印象的なシーンは後のヴァンパイア作品へオマージュされている❗️

・孫への愛情や良心と渇望との間で悩むヘススの葛藤

皆が欲する永遠をはずみで手に入れた男。羨む者から追われるうちに見えてくる、永遠が持つ残酷な一面。何を失い何を得たいか、誰として人生の幕を閉じたいか。主人公の選択に注目です👀👀

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